手術はどんな環境で行うのでしょうか?

インプラント専用オペ室が必須

虫歯や歯周病などの一般歯科治療とは違い、インプラント治療は、歯肉を切開し骨内にインプラントを埋入する外科手術です。当然、手術は徹底した感染管理のもとに行わなければなりません。そのためには清潔で十分な広さの手術室、手術台や無影燈など、他に空気感染予防のため専用の空調設備も必要です。

通常、手術は3〜4人のチームで対応しますが、清潔な手術エリアと清潔ではない外回りエリアの担当者をはっきりと区別し、それぞれのエリアの動線を分けて確実に感染を防ぎます。患者様を覆う布や術者のガウンやグローブは、滅菌された使い捨てのものを使用し、器具機材も全て滅菌します。感染管理の徹底には、手術前の準備だけでなく、手術後の器具の洗浄滅菌も重要です。これは一般歯科治療においても同様ですが、使用済み器具は、次の患者様へ使用する前に、専用の洗浄器、滅菌器を用いて清潔な状態に戻すことが必須です。

このように、手術には感染管理の行き届いた空間を作り上げることがとても重要です。

●インプラント専用オペ室