オペ室・感染管理

インプラント専用オペ室

インプラント専用オペ室

通常の歯科治療のスペースとは別に完全に隔離された清潔な手術室を完備しています。性能の高いドイツ製のオペ台やLEDの無影手術燈を導入するなど、細やかに環境を整えています。

インプラント手術用機器

インプラント手術 ナビゲーションシステム


● Xガイド(ノーベルバイオケア社製)
安全で確実な手術を行うために、インプラント手術ナビゲーションシステム・Xガイドを導入しています。この機器は、専用のソフトウェアとリンクし、患者様のCBCTデータをもとに計画したインプラント手術を、正確に行えるようナビゲーションしてくれます。
手術中にリアルタイムで得られる埋入部位の3D情報により、効率的、かつ正確性の高い手術をサポートします。

インプラント専用 骨切削機

●オッセオセット300(ノーベルバイオケア社製)
インプラント埋入時の骨手術における切削や穿孔をより安全に行うための機器です。

術後も安心の専用スペース

インプラント専用リカバリールーム

リカバリールーム

インプラント手術後は、ご帰宅に支障がないよう、体調が整うまでリカバリールームでゆっくりお休みいただき、全身状態のモニタリングや出血の状態などをチェックしています。
人の出入りがない一般診察室の奥に位置した個室ですので、静かにリラックスしてお過ごしいただけます。

感染管理

患者様や医療従事者に起きる感染、及び感染症は全て「院内感染」といわれています。感染防止には、使用済み器具をすべて廃棄処分し、常に新しいものを使用することが理想ですが、高価な器具や機材はそういうわけにはいきません。廃棄可能なものはできるだけ廃棄し、廃棄できないものは確実に「汚染されていない状態」に戻すことが大切です。手術後の使用済み器具を次の患者様へ使用する前に、正しく「洗浄」「消毒」「滅菌」「保管」することが絶対に必要です。

院内感染を防ぐ「洗浄・消毒・滅菌器」の導入

グローバルスタンダードに適合する機器

2018年の医療法改正により、日本でも感染管理に関する基準が厳しくなり、ヨーロッパの基準と同等になりましたが、まだまだそれらの意識には曖昧な部分が多いのも実状です。
2006年、日本ではまだ感染管理について重要視されていなかった時期に、院長は感染について学ぶためスウェーデンを訪問しました。当院では感染の危険性をいち早く重要視し、感染管理の徹底を図るため、グローバルスタンダード(感染管理の世界基準)に適合する品質の機器を導入しています。また、切削器具についても十分な在庫を揃え、常に洗浄・滅菌された状態のものを使用しています。
院長は「感染管理」に関する講演会も多数行っております。

  • ● 洗浄器

  • ● 切削器具専用洗浄滅菌器

  • ● 切削器具

  • ● 滅菌器

歯科ユニットの給水管も専用装置で除菌

Dr. Nano®のナノバブル水でクリーンな環境

近年、歯科医療の現場では、歯科ユニットのユニットチューブ(給水管)内に形成される「バイオフィルムによる汚染」が注目されるようになりました。配管内に細菌が集まるとバイオフィルムと呼ばれる薄い膜ができてしまい、細菌が一気に増殖する可能性があります。いったん形成されたバイオフィルムは普通の水道水では除去することができません。
当院では歯科ユニットすべてに、Dr.Nano®の歯科ユニットウォーターライン除菌装置を設置しています。この装置は、薬品などを一切使わず、ユニット内の配管にナノバブル水を常に行き渡らせることで、細菌・バイオフィルムの繁殖を防いでくれます。常に安心・安全な水を使用して患者様の治療にあたっています。

感染管理に関しての高い評価

歯科衛生士のための専門誌に記事が掲載

「インプラント器具と感染管理」について評価され、当院の記事が掲載されました。