顎関節症ですが、インプラントはできますか?

顎関節症が口腔内だけでなく全身に影響することも

顎関節症を発症していてもインプラント治療は可能です。ただし、精密な検査と診断をもとに適切な治療計画を立てた上で、インプラント治療と合わせて正しい咬み合わせを作ることが必須です。顎関節症の主な症状は、顎関節や咀嚼筋(そしゃくきん)の痛み、顎関節の異音、開口障害などです。悪化すると、頭痛、首や肩・肩甲骨周囲の張りや痛み、目の疲れなど、さまざまな不調をもたらし、さらに重症化すると、腰や臀部まで影響が及び、歩行が困難になることもあります。

●体のバランスを崩した症例

顎関節症は細密な治療

顎関節症の場合、一般的に以下の手順でインプラント治療を進行します。まずインプラントを埋入し仮歯を装着します。この状態で顎関節症を治療していきます。上顎にマウスピースを装着し安定させ、下顎の正常な位置を導き出します。そして最終的な咬み合わせを調整し決定します。顎関節症の症状の改善が確認できたら、上部構造(人工の歯)の型取りをして本歯を装着し完了です。

咬み合わせが大きく影響する顎関節症の治療は、ほんのひと削りが症状を悪化させるリスクを伴う細密な治療です。歯科医師の技術力、豊富な経験や知識が必要です。