基本的にインプラント手術は日帰り
医療技術や薬剤の進歩により、近年は入院期間を短縮する傾向にあります。日帰り手術は体への負担が少ない一方、医師の目が届かない帰宅後の時間を不安に感じられる方も少なくありません。
当院ではインプラント手術を日帰りで行っておりますが、万全を期すために院内に「リカバリールーム」を完備しています。静脈内鎮静法を受けられた方や術後の経過が心配な方には、全身状態のモニタリングや出血状況のチェックを行い、体調が整うまでゆっくりとお休みいただけます。
起こりうる症状を理解して不安を軽減
術後の症状には個人差がありますが、主なものとして腫れ・出血・痛みがあります。
手術内容にもよりますが、埋入部に十分な骨がある症例では、これらの症状が出ることはほとんどありません。骨移植や骨造成を行う場合は粘膜の切開・縫合が必要となるため腫れることもありますが、通常は術後3日程度で落ち着きます。

●腫れへの対処
冷たすぎない濡れタオルを患部に当て、軽く冷やすことで緩和されます。
●出血への対処
就寝中に体温が上がると、まれに出血することがあります。その際は清潔なガーゼを患部に当て、軽く圧迫して止血してください。
●痛みへの対処
処方する鎮痛剤を指示通りに服用してください。また、感染予防のために処方する抗生物質も必ず服用しましょう。
いずれの場合も、術後の経過や対処法をあらかじめ理解しておくことで、不安はぐっと軽減されます。当院では術後の生活上の注意点やトラブルへの対処法を丁寧に説明しておりますので、ご安心ください。
感染予防の徹底で高まる安全性
腫れや出血、痛みの一番の原因は、傷口の感染です。術前の血液検査・口腔内の清潔保持、術中の感染管理、術後に生活の注意事項を守っていただくこと、これらの感染予防の徹底が日帰り手術の安全性を高めます。